【湘南台駅前ストレッチ】くしゃみをすると背中が痛くなる原因と対策
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このところ気温差があり、花粉症に悩まれる方の多いシーズンでもあり、
「くしゃみで肩甲骨内側にひびく痛みを何とかしたい」
「なぜくしゃみをするとこんなに背中が痛いのだろう?」
「くしゃみのあとに背中がチクチク、脇がピクピクする原因は?」
という質問を多く頂きます。
・猫背の慢性化
それぞれ痛みが出始めた経緯、身体の使い方、運動習慣は異なりますが、共通する姿勢傾向があります。
それが、「猫背姿勢の慢性化」です。
くしゃみによって、背中に痛みが響くのは猫背が原因であるケースが多く見られます。
なぜ猫背がくしゃみと関係あるのか、猫背姿勢の方はなぜくしゃみで痛みが出易いのか、その理由を解説していきます。
・くしゃみは横隔膜の動き
くしゃみは、横隔膜の急激な収縮、肋骨が肺の体積を小さくする動きにより、肺内部の空気が外にでることで、体内や鼻腔のウィルスや花粉が外に排出する仕組みです。
Wikipediaに依ると、くしゃみにより排出される呼気の風速は時速320キロつまり新幹線並みであり、横隔膜の収縮には肋骨全体の動きが関わります。
そのため、肋骨が動きづらい猫背姿勢は肋骨・横隔膜、肋間筋の動かせる可動域を狭くして、くしゃみによる横隔膜の収縮による衝撃を吸収できない状態にあるといえます。
・前かがみでは呼吸量が減少
前かがみ姿勢をしていると肋骨を動かせられるスペースが狭いので、深い呼吸がしづらくなります。
また呼吸をする時は肋骨以外にも骨盤の動きも関係するので、座っている時よりも立って両手を広げた時の方がより深い呼吸ができます。
「背中が丸くなると、呼吸が深くできないのは分かったけど、なんでくしゃみをすると背中が痛くなるの?」という疑問が浮かんできそうなので解説していきます。
筋肉はゴムと同じ性質をしていて、縮みっぱなしや伸びっぱなしの状態が続くと伸び縮みしづらくなります。
深い呼吸ができていない横隔膜は柔軟性がなかったり、肋骨を大きく動かせない状態になっています。
その状況で横隔膜を最大限に縮める動きをすると、
肋骨と背骨に付く筋肉や背骨と肩甲骨を結ぶ筋肉を傷つけてしまうきっかけになったりします。
何となく背中が張るなぁ、重たいなぁと感じるのがそのタイミングです。
そして、数時間デスクワークを続けたり、スマホを見たり、皿洗い・家事、育児で背中が丸くなる生活が慢性化して疲労が抜けない状態で、くしゃみをすると傷ついた筋肉の傷口を瞬発的に開くような状況になる為、痛みを感じたりします。
何となく原因と結果のイメージがつながったでしょうか?
筋肉の疲労の改善にはストレッチが有効です。
普段、セルフストレッチをされてる方でも、パーソナルストレッチを受けると、普段動かしきれてない筋肉を動かせるのでスッキリされる方が多いです。
普段、リラクゼーションのお店に行くことがなくても、一度体の強張りを感じたらご来店されるのはいかがでしょうか?
Webでも予約は可能なのでお待ちしております。