□ストレッチはフォームも大切!
公開日:
みなさんこんにちは!Reストレッチです!
朝起きたときや寝る前に行うストレッチって、とても気持ちがいいですよね!
しかしこのストレッチ、ただの「体操」だと思っていませんか?
場所さえあれば気軽にできるストレッチですが、しっかりフォームを意識しながら行うことによって、効かせたい場所にしっかりアプローチすることが可能になります。
逆を言えば、このフォームを間違えると効かせたいところとは違う場所が伸びてしまう!なんてこともあり得るので注意してくださいね!
さて、このストレッチですが、正しくは「ストレッチング」という名称で、「伸ばす」という意味になります。
ストレッチにもしっかり歴史があり、それは1970年代に柔軟性を高めるための運動として、アメリカのボブ・アンダーソンという方が開発したものになります。
さまざまな姿勢、場所でできるストレッチに「身体を柔らかくするもの」というイメージを持っている方も多いと思います。
「身体が硬い」というのは骨や関節に関係しているわけではなく、関節の可動域。つまりは動く範囲が狭いということになります。
そしてその関節の可動域を決めるのが骨をまたいでいる筋肉ということになるのです。
正しいストレッチを行うためには「起始」と「停止」が重要になってきます。
専門用語になってしまうので聞きなれない方も多いと思いますが、筋肉には骨に付着している部分があり、身体の中心に近い付着部を「起始」といい、身体の中心から遠い付着部を「停止」と呼びます。
ストレッチでは筋肉の起始と停止を遠ざけるような姿勢や動作を行うことによって、筋肉を伸ばすことができるというわけです。
そのため、伸ばしたい筋肉がある程度どのようにくっついているのかを理解していなければ、効果的なストレッチを行うことができないということになります。難しいですよね...。
たとえば同じポーズをしているのに筋肉が伸びたり伸びなかったりを繰り返していたり、伸びが悪い感じがするのであれば、それはポーズを真似ているだけになってしまい、筋肉の起始と停止がしっかり遠ざけられていない可能性があります。
誰もが一度はやったことがあるハムストリングスを伸ばすストレッチで例えてみます。
これは長座で座り上体を前に倒していくポーズのストレッチですが、このときつま先を触るように背中を丸めて上体を倒している方が多いのではないでしょうか?
まず、ハムストリングスの起始は仙骨で、停止は脛の骨である脛骨になります。
効果的なストレッチをするためには、この起始と停止を離さなければいけないのですが、背中を丸めてしまうと骨盤が後ろに傾てしまい、起始である仙骨の位置はほとんど変わらないのです。
ハムストリングスを効果的に伸ばしていくためには、しっかり背筋を伸ばした状態で前に倒れなければいけないのです。
上体をまっすぐにすることにより、骨盤が前傾し起始である仙骨の位置が停止である脛骨から遠ざかります。
極めて行こうとしたら底知れぬ難しさがあるストレッチですが、少し姿勢を変えてあげると正しくアプローチができます。
そうすると日頃のストレッチで身体の状態も整いやすくなりますよ◎
自分ではなかなか満足にストレッチがかけられない...。痛みで甘えてしまい逃げてしまう...。
そんな方は当店のストレッチ×整体を是非受けに来てください!
一緒に快適な身体作りをしていきましょう!